溶岩

45億年前に誕生したと考えられている地球は、12,700km以上もある直径のうち、地表からわずか30~40km程度の深さまでしか冷え固まっていないとされており、固まっている部分を「地殻」といいます。

マグマとは、地球の内部にある高温流動性物質で、おもに岩石成分とで構成されるケイ酸塩混合物です。
「マグマ」は、地殻の内側にある固体に近い「マントル」と呼ばれる層の上層部で生成されるといわれています。
高熱で液体「マグマ」は、周囲のより比重が小さいため、自然と地殻上部に上がって、マグマだまりといわれる塊になります。
そこで冷えて固化すると深成岩と呼ばれる岩石になりますが、活動が活発な場合は地表まで上がり、火山を通じた噴火の一因となります。

一方溶岩とは、「マグマ」が噴火により火山の火口より液体として地表に流出したものをいいます。
また、「溶岩」が冷え固まった溶岩石のことも、一般的に「溶岩」と呼ばれています。


■ Wikipedia マグマ
■ Wikipedia 溶岩

「マグマ」地球の内部にある岩石成分と水で構成された高温の流動性物質
「溶岩」マグマが液体として地表に流出したもの

「マグマ」と「溶岩」の違いは?
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