「ポインセチア」とは、トウダイグサ科トウダイグサ属に属するメキシコ原産の植物で、赤く色づく花のような葉が特徴です。
「苞」と呼ばれる鮮やかな赤色の葉と、通常の緑色の葉のコントラストから、クリスマスシーズンの定番の観葉植物として知られていますが、品種改良により白やクリーム色、紫色のものや、斑点模様のものなどもあります。
「ポインセチア」の名称の由来は、「ポインセチア」をアメリカに広めた初代駐メキシコ公使のポインセット氏の名前に因んだもので、正式な和名は「猩々木(ショウジョウボク)」といいます。
「プリンセチア」とは、サントリーフラワーズ株式会社によって品種改良された「ポインセチア」の一種です。
「プリンセチア」は、ピンク色の苞が特徴で、プリンセスのように華やかな印象と「ポインセチア」を組み合わせて「プリンセチア」という名がつけられました。
「プリンセチア」は、ピンク色の濃淡や、模様、また白いものもあり、ローザ、ピンクシャンデリア、パール、ホットピンク、ピンクホワイト、ルージュ、シャンパーニュ、クリスタルスノーの8種類が商品化されています。
なお、色づく葉の部分「苞」は「苞葉」ともいわれ、花の蕾を包んでいた部分の葉になります。
実際の花は、色づいた苞葉の中心に小さい雌花一つ、雄花数個がまとまって咲きます。
■ Wikipedia ポインセチア
■ サントリーフラワーズ公式 プリンセチア
「ポインセチア」…赤い花のような苞と呼ばれる葉が特徴の観葉植物
「プリンセチア」…ピンク色の苞が特徴のポインセチアの一種
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