「マラカス」とは、ヤシ科の植物「マラカ」の実を乾燥させ中をくり抜き、種子や小石を入れて柄をつけたリズム楽器です。
2つ1組で両手に持って使用するため、「マラカ(maraca)」の複数形で「マラカス(maracas)」と呼ばれています。
マンボ、サルサ、ルンバなどのラテン音楽で使われることが多い楽器です。
なお、現在ではマラカの実を使わない、木製のものや樹脂製のものも多くなっていますが、それらも含め「マラカス」と呼ばれています。
一方「マスカラ」とは、まつげを濃く、長く、多く見せるためにまつげに塗布する液体、固形、クリーム状の化粧品です。
語源は “maschera” というイタリア語で「覆う」という意味があります。
アメリカの化粧品会社メイベリンの創業者が、ワセリンに石炭を混ぜて作ったものが世界で最初の「マスカラ」とされています。
なお、英語での綴りは “mascara” です。
■ Wikipedia マラカス
■ Wikipedia マスカラ
「マラカス」…乾燥させたマラカの実に種子などを入れて柄をつけたリズム楽器
「マスカラ」…まつげを濃く、長く、多く見せるためにまつげに塗布する化粧品
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「マラカス」と「マスカラ」の違いは?