「トナカイ」とは、シカ科の哺乳類でトナカイ属に属す鹿の仲間です。
カナダ、グリーンランド、ノルウェー、フィンランド、ロシア、アメリカ合衆国北部のアラスカ州などの北極圏周辺のツンドラ地帯に分布しており、サンタクロースが乗るソリを曳く動物としても知られています。
体長120~220cm、肩高90~150cm、体重60~300kg程度の個体が多いです。
シカ科で唯一、雌雄共に角があり、オスは繁殖期のオス同士の抗争に使うため夏季に角が生えて冬季には抜け落ちます。
一方メスは雪を掘ってエサを確保する役割をするため、冬季に角が生えて夏季に抜け落ちます。
「カモシカ」とは、ウシ科の哺乳類でヤギ亜科に属す牛や山羊の仲間です。
日本では日本の固有種である「ニホンカモシカ」のことを指す場合が多く、体長105~112cm、肩高68~75cm、体重30~45kg程度の個体が多いです。
「カモシカ」の角は、他のウシ科の動物同様、生涯抜けたり、生え変わったりしません。
また、途中で枝分かれすることもありません。
■ Wikipedia トナカイ
■ Wikipedia カモシカ
「トナカイ」…シカ科の哺乳類でトナカイ属に属す鹿の仲間
「カモシカ」…ウシ科の哺乳類でギ亜科に属す牛や山羊の仲間
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「トナカイ」と「カモシカ」の違いは?