「OD色」、「迷彩色」は、ともに戦闘服や、軍用の車両、装備などに多く用いられる色です。
「OD色」とは、英語で “Olive Drab” と書く色名の略で、「オリーブドラブ」と読むオリーブ色の一種です。
「ドラブ」とは「くすんだ、単調な」といった意味で、「オリーブグリーン」と呼ばれることもあります。
日本工業規格で示されたJIS慣用色名における「オリーブドラブ」は16進表記で(#656148)、RGBでは(101,97,72)、CMYKでは(0,3,28,60)が近い値とされています。
上記の値で表示した実際の色は
■■■■■
になります。
「迷彩色」とは、「カモフラージュ」「カモフラ」「迷彩柄」と呼ばれることもある視覚を欺くための色の総称です。
単色の「OD色」なども「迷彩色」といえますが、一般的には複数の色によるパターンを描いたもの指して「迷彩色」と呼ぶことが多いです。
「迷彩色」には、森林におけるカモフラージュを想定した「ウッドランド迷彩」や、砂漠などで使用される「デザートパターン迷彩」、市街地での迷彩効果を狙った「アーバンカモフラージュ」など様々な種類があります。
「OD色」、「迷彩色」ともに、近年では軍用のみでなく、ミリタリーファッションとして様々なファッションやアイテムに取り入れられる事が多くなっています。
■ Wikipedia オリーブドラブ
■ Wikipedia 迷彩
「OD色」…16進表記(#656148)、RGB(101,97,72)、CMYK(0,3,28,60)のオリーブ色の一種
「迷彩色」…視覚を欺くカモフラージュ色の総称
こちらの[違いは?]もどうぞ
「OD色」と「迷彩色」の違いは?