アーティスティックスイミングシンクロナイズドスイミングは、結論からいうと同じ水泳競技を指します。

アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)

「アーティスティックスイミング」とは、プールの中で音楽に合わせて演技を行い、の完成度や同調性、演技構成、芸術性、表現力などを競う水泳競技の一種です。
英語での綴りは “Artistic Swimming” で「AS」と略されることもあります。
1人で演技を行う「ソロ(S)」、2人で行う「デュエット(D)」、男女ペアで行う「ミックスデュエット(MD)」、4〜8人構成の「チーム(T)」、8~10人構成の「フリーコンビネーション(FC)」、8~10人構成の「ハイライトルーティン(HR)」の6種目があり、現在オリンピックでは女子のデュエットとチームのみが正式種目として採用されています。
オリンピックではデュエット、チームともにあらかじめ決められた8つの規定要素を演技に組み込んだ「テクニカルルーティン」と、自由な演技を行う「フリールーティン」の合計点で順位を競います。

「シンクロナイズドスイミング」とは、2017年まで用いられていた「アーティスティックスイミング」旧称です。
英語での綴りは “Synchronized Swimming” で、「同調した」という意味を持つ “Synchronized” が芸術性を求める種目にふさわしくないとIOC(国際オリンピック委員会)から指摘を受けたFINA(国際水泳連盟)が、2017年に種目名を「シンクロナイズドスイミング」から「アーティスティックスイミング」に変更しました。
日本において同競技は「シンクロ」の略称が浸透していましたが、JASF(日本水泳連盟)は2018年4月1日より「シンクロナイズドスイミング」の種目名を「アーティスティックスイミング」に変更しました。
「シンクロ」に代わる略称として「アーティス」や「アーティスティック」などの略称が用いられることもあります。


■ Wikipedia アーティスティックスイミング
■ 公益財団法人日本水泳連盟 アーティスティックスイミング

「アーティスティックスイミング」…プールの中で音楽に合わせて演技を行い、技の完成度や同調性、演技構成、芸術性、表現力などを競う水泳競技
「シンクロナイズドスイミング」…2017年まで用いられていたアーティスティックスイミングの旧称

「アーティスティックスイミング」と「シンクロナイズドスイミング」の違いは?
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