「砂糖」とは、イネ科の植物「サトウキビ」やヒユ科の植物「テンサイ」を原料に作られる甘味を持つ調味料の総称です。
上白糖や三温糖、黒砂糖、角砂糖、粉砂糖など、原材料や精製方法、形状などにより様々な種類の「砂糖」がありますが、日本で単に「砂糖」といった場合、上白糖を指すことが多いです。
上白糖とは、サトウキビやテンサイから作られる粗糖(原料糖)に、洗浄・ろ過・濃縮などの工程を加えて不純物やミネラルを取り除き、結晶化したものに転化糖液を加えて作られた「砂糖」の一種です。
液糖の転化糖を加えることにより、しっとりしてきめが細かく、甘味も強く感じられるのが特徴です。
和食の調味料としてはもちろん、日本においては洋食やケーキなどの洋菓子にも用いられることもある日本で最も使用量の多い天然甘味料です。
「グラニュー糖」とは、サトウキビやテンサイから作られる粗糖(原料糖)に、洗浄・ろ過・濃縮などの工程を加えて不純物やミネラルを取り除き、結晶化して作られた「砂糖」の一種です。
世界で最も使用量の多い「砂糖」で、欧米で単に「砂糖」といった場合、「グラニュー糖」を指すことが多いです。
最高純度の糖液からつくられる無色結晶状の「砂糖」で、上白糖と比較して水分量が少なくサラサラしており、味にクセが少ないのが特徴です。
日本においても液体に溶けやすいことからコーヒーや紅茶の甘味料として使用されるほか、上白糖の代用として様々な料理にも用いられます。
「粒にする」「ざらざらにする」を意味する英単語 “granulated” が呼称の由来で、カタカナでは「グラニュ糖」と表記されることもあります。
■ Wikipedia 砂糖
■ Wikipedia 上白糖
■ Wikipedia グラニュー糖