「オリーブオイル」とは、シソ目モクセイ科の植物「オリーブ」の果実を主原料とした油脂です。
不飽和脂肪酸のオレイン酸を豊富に含んだ植物油で、おもに食用として用いられることが多いです。
独特の芳香と苦味が特徴で、炒め物や揚げ物の調理油として用いられるほか和え物やパスタ料理、マリネ、サラダのドレッシング、マヨネーズ、ソースなどイタリア料理やフランス料理、スペイン料理など地中海周辺の国の料理には欠かせない食用油です。
なお「オリーブオイル」は、オリーブ果実を絞った果汁を遠心分離機にかけて採油したもののうち酸度0.8%以下で、風味官能検査で味や香りに欠陥がひとつもないものを「エクストラヴァージンオリーブオイル」、味や香りに若干の欠陥があるものを「ヴァージンオリーブオイル」、低品質のヴァージンオリーブオイルを精製したものを「精製オリーブオイル」と呼ぶなど、品質によって等級が区別されています。
「グレープシードオイル」とは、クロウメモドキ目ブドウ科の植物「ヨーロッパブドウ」の種子を主原料とした油脂です。
不飽和脂肪酸のリノール酸を豊富に含んだ植物油で、おもに食用として用いられることが多いです。
無味無臭でさらさらしており、パンケーキやワッフル、ケーキなど洋菓子類、パン、スパイスやハーブを加えた香味油のベースなど様々な料理に食用油として用いらるほか、「オリーブオイル」の代用として用いられることもあります。
また、食材そのもの味や香りを損なわないことから天ぷらやフリッターの揚げ油として用いられることもあります。
■ Wikipedia オリーブ・オイル
■ Wikipedia グレープシードオイル
「オリーブオイル」…オリーブの果実を主原料とした油脂
「グレープシードオイル」…ヨーロッパブドウの種子を主原料とした油脂
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「オリーブオイル」と「グレープシードオイル」の違いは?