「琴」は、日本では弦の張ってある楽器の総称のように使われていることが多いです。
普段、「琴」と呼ばれている楽器ですが、正しくは「箏(そう)」といい、13本の糸の下に柱(じ)と呼ばれるものを立てて糸を支え、支える場所によって音程が変わる仕組みになっています。
この柱の並べ方にはくさんの種類があり、並べ方によって演奏できる音階も変わります。
この柱の右側を専用の爪をはめた親指・人指し指・中指の3本の指ではじいて音を出しますが、13本の糸だけでは出ない音ありますので、その場合は左手を使い、糸を強く押さえて音を出します。
「大正琴」は、片手でピックを使用し、糸をはじいて音を出します。
音を出すと同時に、数字の書いてあるボタンを押すと音程が変わる仕組みです。
「大正琴」の楽譜には、ピアノやギターのような音譜やコードではなく、数字譜が使われており、ピックで糸をはじきながら、そこに書かれている数字通りにボタンを押すだけで優しい音色を奏でることができます。
■ Wikipedia 琴
■ Wikipedia 大正琴
■ Wikipedia 箏
「琴」は、正しくは「箏(そう)」といわれ、指ではじいて音を出す楽器、「大正琴」は、ピックではじいて音を出す楽器
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「琴」と「大正琴」の違いは?