「ジャム」と「マーマレード」の違いは?

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「ジャム」とは、果物の果実に砂糖や蜂蜜を加え、ゼリー状になるまで煮詰め、保存可能にした食品の総称です。
イチゴ、ブルーベリー、アンズ、リンゴ、オレンジ、ブドウなどの果物を用いた甘いものが一般的で、パンやクラッカーに塗ったり、ヨーグルトなどに添えて食されます。

「マーマレード」とは、柑橘類の果実を用いた「ジャム」の一種で、果皮が含まれるものをいいます。
オレンジ、グレープフルーツ、夏蜜柑、柚子などの柑橘類の果実を、細かく切った果皮とともに煮詰めるため「ジャム」と比較して苦みがあります。

JAS規格(日本農林規格)では、「ジャム」、「マーマレード」に、果汁を原料として作る「ゼリー」を含めた食品の総称を「ジャム類」としており、「ジャム」は「ジャム類のうち、マーマレード及びゼリー以外のもの」と、「マーマレード」は「ジャム類のうち、かんきつ類の果実を原料としたもので、かんきつ類の果皮が認められるもの」と、それぞれ定義されています。

■ 農林水産省 ジャム類の日本農林規格
■ Wikipedia ジャム
■ Wikipedia マーマレード

「ジャム」…果実に砂糖など加え煮詰め、保存可能にした食品の総称
「マーマレード」…柑橘類の果実を用いたジャムの一種で、果皮が含まれるもの