「サワークリーム」、「クリームチーズ」は、いずれも牛乳から分離して取り出した乳脂肪(生クリーム)に乳酸菌を加えて発酵させた乳製品です。
「サワークリーム」とは、生クリームに乳酸菌を加えて発酵させたものです。
爽やかな酸味があり、チーズケーキなど菓子の原料となるほか、野菜や肉料理などの風味付けや調味料としても用いられます。
特に、ロシアでは「スメタナ」と呼ばれ、ボルシチやビーフストロガノフなど多くのロシア料理に欠かせないものとなっています。
「クリームチーズ」とは、生クリーム、または生クリームと牛乳に乳酸菌を加えて発酵させた非熟成のフレッシュチーズです。
チーズの製造に用いられる凝乳酵素のレンネットを用いてタンパク質を凝固する「凝乳処理」が製造工程にある点が「サワークリーム」との大きな違いで、「サワークリーム」に比べると酸味は少なく、味にコクがあり、水分量も少なめのものが多いです。
パンやベーグルに塗って食べたり、チーズケーキなど菓子の原料となるほか、サラダやマッシュポテト、サンドイッチの具材、スモークサーモンの付け合せとなど様々な料理にも用いられます。
■ Wikipedia サワークリーム
■ Wikipedia クリームチーズ
「サワークリーム」…生クリームを乳酸菌発酵させたもの
「クリームチーズ」…生クリーム、または生クリームと牛乳を乳酸菌発酵させ凝乳処理したチーズ
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