「鶏肉」は、ニワトリ(鶏)の肉のことをいいます。
牛肉や豚肉と並んで日本で日常的に食用とされる肉のひとつですが、主に「ブロイラー」と呼ばれるアメリカ発祥の食肉用の白いニワトリ(鶏)の肉のことを指す場合がほとんどです。
「鶏肉」を、中部地方の一部、関西地方、九州地方で「かしわ」と呼ぶことがあります。
これは、「ブロイラー」が導入される以前に日本在来種のニワトリ(鶏)を「かしわ」と呼んでいたことに由来します。
落葉して茶褐色になった「かしわ(柏)」の木の葉の色によく似ていたことが、「かしわ」の語源という説もあるように、本来の「かしわ」は「ブロイラー」とは違い、茶褐色の羽が特徴的な日本のニワトリ(鶏)のことを指していました。
「かしわ」を、一部地方での方言とする説もありますが、本来は全国的に使われていた呼称です。
しかし、「ブロイラー」が主流になるにつれてあまり使われなくなりました。
前述の通り、現在では、中部地方の一部、関西地方、九州地方などでは「ブロイラー」を含めた鶏肉全体のことを指す言葉として「かしわ」という呼び方が定着し、今でも使われています。
■ Wikipedia 鶏肉
■ goo辞書 かしわ【黄鶏】
「かしわ」は、茶褐色の羽が特徴的な、日本のニワトリ(鶏)のこと
「鶏肉」は、食肉用にアメリカから輸入されたブロイラーと呼ばれる白いニワトリ(鶏)こと
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「かしわ」と「鶏肉」の違いは?