「ローズヒップ」とは、バラ科バラ属に属するバラの原種イヌバラやハマナスの果実のことです。
ビタミンCを豊富に含む直径1.5~2cmで程度の赤い果実で、ジャムやゼリー、食用油のローズヒップオイルに加工されるほかハーブティにして飲用されます。
「ローズマリー」とは、シソ科マンネンロウ属に属する常緑性低木で、葉はハーブや香辛料として食用にされます。
「ローズマリー」には、強い芳香と消臭効果や抗菌作用などがあり、臭みの強いラム肉や豚肉などの肉料理に用いられる一方、鶏肉やじゃがいもなどの淡白な食材の風味づけにも活躍し、カレー、シチュー、ポトフなど様々な料理のスパイスとして用いられます。
また、抗酸化作用が強い「ローズマリー」は、ヨーロッパでは古代より若返りの象徴とされており、ハーブティーにして飲用されるほかアロマオイルに精油してアロマテラピーにも利用されます。
なお、「ローズマリー」の語源はラテン語で「露」を表す「ロス(ros)」と「海」を表す「マリヌス(marinus)」を合成したもので、「ローズ」というものの分類学上は薔薇との関連はありません。
■ Wikipedia ローズヒップ
■ Wikipedia ローズマリー
「ローズヒップ」…バラの原種イヌバラやハマナスの果実
「ローズマリー」…葉を香辛料やハーブにするシソ科の常緑性低木
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「ローズヒップ」と「ローズマリー」の違いは?