日本を代表するスポーツ飲料といえば「ポカリスエット」か「アクエリアス」といえます。
「ポカリスエット」は、1980年に大塚製薬が発売し、現在も販売中のロングセラー清涼飲料水です。
開発における商品コンセプトは「飲む点滴」で、ヒトの体液に含まれる7種類のイオンを含有しています。
「アルカリイオン飲料」「アイソトニック飲料」「リフレシュメント・ ウォーター」とキャッチコピーを替えながら現在は「イオンサプライドリンク」というキャッチフレーズが使われています。
「ポカリスエット」の原材料は、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)で、100ml当りの栄養成分表示は、エネルギー 25kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 6.2g、カリウム 20mg、カルシウム 2mg、マグネシウム 0.6mgとなっています。
「アクエリアス」は、1983年に日本コカ・コーラ株式会社が発売し、現在も販売中のロングセラー清涼飲料水です。
当時ヒットしていた「ポカリスエット」に対抗する商品として発売されました。
「アクエリアス」の原材料は、果糖ぶどう糖液糖、塩化Na、クエン酸、香料、クエン酸Na、アルギニン、塩化K、硫酸Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシンで、100ml当りの栄養成分表示は、エネルギー 19kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 4.7g、ナトリウム 40mg、カリウム 8mg、マグネシウム 1.2mg、アルギニン 25mg、イソロイシン 1mg、バリン 1mg、ロイシン 0.5mgとなっています。*
味に関しては個人の好みや感覚の違いにもよりますが、「ポカリスエット」に比較して「アクエリアス」は甘さ控えめでさっぱりしていると言われることが多いです。
体調不良の場合など、医師から水分補給や栄養補給ですすめられることが多いのは糖分が多くエネルギーや炭水化物の多い「ポカリスエット」です。
一方、酸味の強い「アクエリアス」はスポーツ後の疲労回復などに効果があるとされています。
(* アクエリアスの原材料・栄養成分表示はペットボトルと缶の製品でわずかに違いがあり、当記事にはペットボトルのものを掲載しております。)
■ Wikipedia ポカリスエット
■ Wikipedia アクエリアス
■ 公式 ポカリスエット 大塚製薬
■ 公式 アクエリアス 日本コカ・コーラ