株式投資における信用取引とは、証券会社などから株の購入資金や株券を借りて売買することをいい、「制度信用取引」と「一般信用取引」があります。
「制度信用取引」は、日証金(日本証券金融)から株の購入資金や株券を借りておこなう取引です。
「制度信用取引」の対象銘柄は、証券取引所が一定の基準で選択した銘柄のみとなっており「信用銘柄」と「貸借銘柄」があります。
「信用銘柄」は購入資金の融資を受け「信用買い」のみが、「貸借銘柄」は株券を借りて空売りをする「信用売り」と「信用買い」の両方が出来ます。
「制度信用取引」の返済期限は6ヶ月で、金利、貸株料も一律に定められています。
一方「一般信用取引」は、各証券会社から、株の購入資金や株券を借りておこなう取引です。
「一般信用取引」の対象銘柄は、各証券会社の定めたものとなっており、ほとんどの銘柄が「信用買い」の対象になっています。
また、「一般信用取引」は金利や返済期限も各証券会社が自由に設定でき、金利は「制度信用取引」より少し高め、返済期限は3年、無期限など長めに設定されていることが多くなっています。
「制度信用取引」は日証金から株購入資金や株券を借りて売買する株取引
「一般信用取引」は各証券会社から株購入資金や株券を借りて売買する株取引
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