鉄筋コンクリート造RC造は、結論からいうと同じ建築物躯体構造を指します。
 
鉄筋コンクリート造 (RC造)

鉄筋コンクリート造」とは、鉄筋を埋め込んだコンクリートを用いた建築物の躯体の構造、またはその建築工法を指します。
筋(棒状の材)を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固める工法が一般的で、コンクリートの中に鉄筋を埋め込むことにより、圧縮力に強いコンクリートと引張力(引っ張る力)に強い鉄筋の両者の特性を生かして強度を高めています。
また、錆によって強度を失う鉄を、高アルカリ性のコンクリートで覆うことで酸化を防ぐことで、長期間において高い耐久性が得られるというメリットもあります。
単に「鉄筋コンクリート」と呼ばれることや「鉄筋コンクリート構造」と呼ばれることもあります。

RC造」とは、「強化コンクリート」を意味する英単語 “Reinforced Concrete” の略を用いた「鉄筋コンクリート造」別称で、「アールシーぞう」と読みます。
単に「RC」と呼ばれることや「RC構造」と呼ばれることもあります。


■ Wikipedia 鉄筋コンクリート構造
■ Wikipedia 鉄筋コンクリート

「鉄筋コンクリート造」…鉄筋を埋め込んだコンクリートを用いた建築物の躯体の構造・建築工法
「RC造」…強化コンクリートを意味するReinforced Concreteの略を用いた鉄筋コンクリート造の別称

「鉄筋コンクリート造」と「RC造」の違いは?
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