神社とは、日本古来の宗教である「神道」による神様を祀る施設です。
キリスト教イスラム教ユダヤ教など、他の多くの宗教がただひとつの神的存在のみを信仰する一神教であるのに対し、神道では「八百万の神(やおろずのかみ)」といわれ、日本各地で大小あわせて10万社を超える神社に多種多様な神々が祀られています。
「神社」の中でも、特に規模の大きいものは「神宮」や「大社」といわれ、伊勢神宮に代表される「神宮」では、天皇やその先祖とされる神が祀られています。
「神社」における職名は、神主、巫女などで、外観的特徴は鳥居があることなど挙げられます。

伊勢神宮

寺院とは、インドの釈迦を開祖とする宗教「仏教」による仏様を祀る施設です。
仏教は、キリスト教、イスラム教と並び世界三大宗教のひとつとされており、「寺院」は、日本各地に大小あわせて8万寺近くある仏教の祭祀施設で、「仏閣」や「お寺」、単に「寺」と呼ばれることもあります。
「寺院」における職名は僧侶、住職、尼などで、外観的特徴は仏像があることなど挙げられます。

東大寺

なお、「神社」を参拝する時は、柏手(かしわで)を打ちますが、「寺院」では合掌のみになります。


■ Wikipedia 神社
■ Wikipedia 寺院

「神社」…神道による神様を祀る施設
「寺院」…仏教による仏様を祀る施設

「神社」と「寺院」の違いは?
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