「クリスマス」とは、キリスト教における救世主イエス・キリストの降誕祭(生まれてきたことを祝う日でキリスト誕生日ではない)で、日本においては12月25日終日とされるのが一般的です。
英語での綴りは “Christmas” で「キリストのミサ」を意味する宗教行事ですが、現在では世界各国でイベント・民間行事としても定着しています。
一方、キリスト教の起源ともいえるユダヤ教の暦では日没を日の境としており、日没から次の日の日没までが一日となります。
そのため、12月24日の日没から12月25日の日没までの1日が本来の「クリスマス」になります。

「クリスマス・イヴ」とは、日本においては「クリスマス」の前日、すなわち12月24日終日とされるのが一般的です。
英語での綴りは “Christmas Eve” で “Christmas Evening” の略になり「クリスマス当日の夜」を指します。
前述の通り日没を日の境目とするユダヤ教の暦では、クリスマス当日は夜から始まるため、12月24日の日没から12月25日の日の出までが本来の「クリスマス・イヴ」になります。
「クリスマス・イブ」とカタカナ表記されることもあります。

なお「クリスマス」は、アルファベットで “X’mas” や “Xmas” と表記されることもあります。


■ Wikipedia クリスマス
■ Wikipedia クリスマス・イヴ
■ Wikipedia イエス・キリスト

「クリスマス」…日本では12月25日終日、本来は24日の日没から25日の日没まで
「クリスマス・イヴ」…日本では12月24日終日、本来は24日の日没から25日の日の出まで

「クリスマス」と「クリスマス・イヴ」の違いは?