「輸入」とは、外国から資源やサービスなどを導入する取引のことです。
対義語は外国へ資源やサービスなどを送り出す取引の「輸出」です。
「逆輸入」とは一般的に、生産国から一度他国に「輸出」された製品が再び生産国に「輸入」されることをいいます。
また、国内に親会社を置く企業が、海外拠点で現地向けに生産・販売している商品を「輸入」することも「逆輸入」といいます。
例えば日本のメーカーが、海外で現地向けに生産した左ハンドル仕様の自動車を日本に「輸入」する場合などが該当し、国内の製品と異なった仕様の商品や、国内で販売のない商品を求める場合などに「逆輸入」されることがあります。
「逆輸入」には、国内独自の文化が海外で発展し、再度発祥の国に導入されるという意味もあります。
例えば日本発祥の玩具・遊戯の「けん玉」が、アメリカでストリートパフォーマンスのKENDAMAとしてブレイク、それを日本の若者が再度まねるといったことも「逆輸入」と呼ばれることがあります。
「輸入」外国から資源やサービスなどを導入する取引
「逆輸入」生産国から一度他国に輸出された製品が再び生産国に輸入されること
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「輸入」と「逆輸入」の違いは?