コンバース「オールスター」と「ジャックパーセル」の違いは?

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「オールスター」「ジャックパーセル」は、いずれもアメリカのスポーツシューズメーカー「コンバース(Converse)」社が販売するスニーカーで、日本においてはシンプルながら完成度の高いローテクスニーカーの代表的な製品として、あらゆるジャンルのファッションの定番アイテムとして取り入れられています。

「オールスター」は、バスケットボール用のシューズとして開発され、1917年より販売されてる製品です。
「オールスター」を愛用したプロバスケットボール選手のチャック・テイラー氏が製品の改良・販売に関わったことから、くるぶし部分の円形のアンクルパッチに、チャック・テイラー氏のサインが入るようになり、アメリカでは「Chuck Taylor All-Stars」ともいわれています。

「ジャックパーセル」は、バドミントン、テニス、スカッシュ用のシューズとして開発され、1935年より販売されてる製品です。
プロバドミントン選手のジャック・パーセル氏が開発に関わったことから、「ジャックパーセル」の商品名がつけられました。

「ジャックパーセル」の外観上の特徴は、「スマイル」と呼ばれるつま先部の横ラインと、「ヒゲ」と呼ばれるかかと部のヒールパッチにある2つの三角形のマークです。
ヒールパッチのマークは「ヒゲ」をデザインしたものではなく、土踏まず部分が高くなっているインソールの断面図をデザイン化したものです。
また、「ジャックパーセル」は「オールスター」と比較して、若干細身なシルエットになっています。

現在ではキャンバス生地だけでなく、レザーやスウェード素材の製品もありますが、いずれも基本設計の変わらない靴のロングセラー商品です。

■ Wikipedia コンバース・オールスター
■ Wikipedia コンバース・ジャックパーセル
■ Wikipedia コンバース

「オールスター」1917年より販売されているチャック・テイラー氏が関わったバスケットボールシューズ
「ジャックパーセル」1935年より販売されているジャック・パーセル氏が関わったバドミントンシューズ