初詣で参拝したり、近年ではパワースポットなどともいわれ、観光地としても有名な伊勢神宮の「内宮」と「外宮」ですが、どのような違いがあるのかご存知でしょうか。
通称、「内宮」と呼ばれる「皇大神宮(こうたいじんぐう)」は、太陽の神であり皇室の祖神「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が祀られています。
「天照大御神」は、日本人の総氏神とされ、国家の最高神であります。
「内宮」の近くには、宇治橋や五十鈴川、さらに、江戸時代末~明治時代初期の門前町の町並みを再現した「おかげ横丁」と呼ばれる観光地があるため、「内宮」だけを参拝したという方が多いと思います。
この「おかげ横丁」には、三重県のおみやげ物で有名な「赤福餅」の本店があることでも有名です。
「天照大御神」が祀られている御正宮へ向かうには、五十鈴川にかかる全長101.8mの檜で作られた宇治橋を渡り、鳥居をくぐり奥へと進むと、その先に御正宮に到着します。
通称、「外宮」と呼ばれる「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」は、お米をはじめとする、衣食住の恵みを与える神である豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られています。
「天照大御神」の食事を司るために「豊受御大神」が祀られており、「外宮」では、「天照大御神」に供物をたてまつる祭りが朝夕2回毎日欠かさず行われています。
「豊受御大神」が祀られている御正宮へ向かうには、表参道「火除橋」からスタートし、橋を渡りきった後少し進むと御正宮へ到着します。
伊勢神宮を参拝する際は、まず「外宮」からでお参りしてから「内宮」へ向かうのが古来からのならわしです。
■ Wikipedia 伊勢神宮
■ Wikipedia 皇大神宮
■ Wikipedia 豊受大神宮
「内宮」には「天照大御神」、「外宮」には「豊受御大神」がそれぞれ祀られている
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伊勢神宮の「内宮」と「外宮」の違いは?