「警察」は、犯罪捜査や、日常生活の安全確保のための行政活動も行っています。
犯罪捜査とは、犯罪を起こした被疑者を発見、逮捕、その後の刑事裁判のための情報収集を行うことです。
そのために聞き込み調査や、張り込み調査を行う場合もあります。
行政活動とは、日々のパトロールや検問、犯罪予防活動などのことをいいます。
「検察」は、犯罪捜査の指揮を取ったり、刑事裁判を行います。
「検察」は犯罪捜査を行う上で、「警察」を指揮し、どのような証拠を集めるかなどを細かく指示し、集められた証拠を基に自ら被疑者を取り調べます。
被疑者の起訴・不起訴の判定を行い、また起訴の場合はどのような罪で起訴するのか、そのための証拠も全て「検察」が決めます。
「警察」は、証拠集めから提出までを行いますが、被疑者を起訴する権限は持ちません。
犯罪が起こった場合は、まず「警察」が捜査、被疑者逮捕までを行い、その先は「検察」にその身柄を委ねます。
被疑者逮捕後の全ての決定権は「検察」にあります。
■ Wikipedia 警察
■ Wikipedia 検察官
「警察」は、犯人逮捕まで捜査や証拠集めなどを行い、「検察」は、被疑者逮捕後の全ての決定権を持っている
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