脱脂粉乳とは、牛乳から乳脂肪分を取り除いた無脂肪乳濃縮乾燥し、粉末状にしたものです。
保存性がよいことや、栄養価が高いことから、戦後の日本の学校給食として多く用いられました。
現在では、食品製造工場などで乳製品の原材料として使われる業務用の利用がほとんどです。

脱脂粉乳

スキムミルクとは、「脱脂粉乳」を、溶けやすい顆粒状にした家庭用の商品に使われることが多い名称です。
スキムミルク

本来、英語における「スキムミルク(skim milk)」は「無脂肪乳」を指しており、乾燥して粉末にした「脱脂粉乳」を指すものではありません。
しかし、戦後の学校給食で用いられた「脱脂粉乳」は、バターを作った残りの廃棄物であったことから品質や風味が悪く、日本ではあまりよい印象を持っていない世代もあるため、品質も向上した現在では「スキムミルク」と呼ぶことが多くなっています。


■ Wikipedia 脱脂粉乳

「脱脂粉乳」…無脂肪乳を濃縮・乾燥し、粉末状にしたもの
「スキムミルク」…脱脂粉乳を溶けやすい顆粒状にした家庭用の商品名

「脱脂粉乳」と「スキムミルク」の違いは?
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