「かたつむり」とは、有肺類に属する軟体動物で、陸生の巻貝の通称です。
漢字では「蝸牛」と書き、「でんでんむし」や「マイマイ」と呼ばれることもあります。
「かたつむり」に生物学的な分類の定義はなく、日本においてはマイマイ上科のオナジマイマイやウスカワマイマイなどが一般的に「かたつむり」として知られる種ですが、細長い殻をもつキセルガイや、殻に蓋をもつヤマタニシも、同じ有肺類の陸生軟体動物グループに分類されます。
「ナメクジ」とは、陸生の巻貝のうち、殻が退化したものの総称で、漢字では「蛞蝓」と書きます。
「ナメクジ」は、分類学上「かたつむり」と同じ有肺類に属する軟体動物で、広義では「かたつむり」の一種といえますが、「かたつむり」の殻は、「かたつむり」の体から出た石灰質ででできた体の器官の一つで、内部には内臓もあるため、「かたつむり」から殻を外したものが「ナメクジ」というわけではありません。
また、その外観から「ナメクジ」のみが不快害虫として扱われることも多いです。
■ Wikipedia カタツムリ
■ Wikipedia ナメクジ
「かたつむり」…有肺類の軟体動物で、陸生巻貝の通称
「ナメクジ」…陸生巻貝のうち、殻が退化したものの総称
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「かたつむり」と「ナメクジ」の違いは?