「かたつむり」は漢字で「蝸牛」と書き、地方により「でんでんむし」や「マイマイ」と呼ばれることもある、陸生の巻貝の通称です。
生物学的な分類の定義はなく、日本においてはウスカワマイマイやオナジマイマイなどが一般的に「かたつむり」として知られる種ですが、細長い殻をもつキセルガイや、殻に蓋をもつヤマタニシも、同じ有肺類の陸生軟体動物グループに分類されます。
また、これらの陸に生息する巻貝のうち、殻が退化したものがナメクジです。
「エスカルゴ」はフランス語でescargotと書き、「かたつむり」を意味する言葉です。
日本においては、一般的に食用の「エスカルゴ」を調理したフランス料理のことを指します。
「エスカルゴ」に用いられる食用の「かたつむり」は、ブルゴーニュ種リンゴマイマイやアフリカマイマイが多く、そのほとんどが養殖になっています。
調理方法としては、茹でた後に殻から取り出して内臓を除去し、パセリ、ニンニク、調味料、エスカルゴバターを絡め、再度殻に戻して盛り付けるのが最も一般的です。
また、スペインではパエリアの具材としても定番となっています。
■ Wikipedia カタツムリ
■ Wikipedia エスカルゴ
「かたつむり」ウスカワマイマイやオナジマイマイなどの陸生巻貝の通称
「エスカルゴ」フランス語のかたつむり、一般的には食用かたつむりを用いたフランス料理
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