トランスミッション

自動車用語におけるATMTは、いずれもトランスミッション(変速機)と呼ばれる機構のことで、自動車やオートバイにおいてエンジンモーターで発生した動力を、回転方向や速度を変えて駆動輪に伝達する役割をします。

「AT」とは、「オートマチックトランスミッション “Automatic Transmission”」の略で、「自動変速機」のことです。
スピードやエンジンの回転数に応じて、ギアを自動で切り替える機能を持ったトランスミッション(変速機)です。
「AT」を搭載した自動車を「AT車」といいます。

「MT」とは、「マニュアルトランスミッション “Manual Transmission”」の略で、「手動変速機」のことです。
運転者の任意によりギアを選択し、手動で切り替えるトランスミッション(変速機)です。
「MT」を搭載した自動車を「MT車」といいます。

日本では「AT」や「AT車」を略し「オートマ」と呼ぶことや、「MT」「MT車」を「マニュアル」「マニュアル車」と呼ぶこともあります。
まれに「MT」のみを指し「ミッション」と呼ぶことがありますが、「AT」「MT」ともに「トランスミッション」であることからこれは的確な表現ではないといえます。


■ Wikipedia オートマチックトランスミッション
■ Wikipedia マニュアルトランスミッション

「AT」…エンジン回転数に応じて、ギアを自動で切り替えるトランスミッション
「MT」…運転者の任意によりギアを手動で切り替えるトランスミッション

自動車の「AT」と「MT」の違いは?
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