「エレベーター」と「エスカレーター」の違いは?

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「エレベーター」、「エスカレーター」は、おもに階を移動する用途で建築物に設置される機器です。
　

「エレベーター」とは、人や荷物を載せた箱を、モーターなどの動力により垂直に昇降させ、階を移動させる昇降機です。
マンションや公団住宅、オフィスビル、宿泊施設など高層ビルに設置し、おもに人の輸送を目的とする乗用エレベーターをはじめ、荷物用や自動車の「エレベーター」もあります。
乗用以外のものは「リフト」と呼ばれることもあります。

一方「エスカレーター」とは、階段状のステップとベルト状の手すりを、モーターなどの動力により斜めに昇降させ、階を移動させる昇降機です。
階をひとつずつ移動する手段として商業施設や駅などに設置することが多く、進行方向は一方通行のものが一般的です。

なお、「エスカレーター」は元々アメリカ合衆国の企業で「エレベーター」の製造世界最大手のオーチス・エレベータ・カンパニーの登録商標で商品名でしたが、自動式階段を表す適当な語句が他に無かったため商標が普通名称化し、商標権は放棄されています。

■ Wikipedia エレベーター
■ Wikipedia エスカレーター

「エレベーター」…箱を垂直に昇降させ、階を移動させる昇降機
「エスカレーター」…階段状のステップとベルト状の手すりを斜めに昇降させ、階を移動させる昇降機