「くらげ」とは、刺胞動物または有櫛動物に属する脳を持たないプランクトンの総称で、「くらげ」と名の付く生物でも、生物学上の分類は多岐にわたり、大きさ、形態とも様々です。
一般的には、90%以上が水分でできた透明・半透明のゼラチン質で柔らかい傘のような形の体と触手を持ち、海水・淡水を浮遊生活する生物を指し「くらげ」と呼ぶことが多いです。
漢字では「水母」「海月」「水月」などと書きます。
ビゼンクラゲなど一部の種は主に中国、日本、韓国などの東アジアで食用とされ、特に中華料理では高級食材とされています。
「きくらげ」とは、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属の菌類で、キノコの一種です。
漢字では「木耳」「木蛾」などと書きます。
主に中国、日本、韓国などの東アジアで食用とされ、中華料理や豚骨ラーメン、炒め物、ナムルの具としてもおなじみの食材となっています。
調理をすると歯ごたえが「くらげ」と似ていることが名前の由来になっています。
■ Wikipedia クラゲ
■ Wikipedia キクラゲ
「くらげ」…透明・半透明の柔らかい体と触手を持ち、海水・淡水を浮遊生活する生物
「きくらげ」…キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコ
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「くらげ」と「きくらげ」の違いは?