サッカーの試合中にファールや不正行為などの反則があった場合、反則を受けた側が、反則があった場所にボールをセットし、相手の妨害を受けずに蹴って試合を再開することを「フリーキック(FK)」といいます。
その「フリーキック」の中でも特にペナルティーエリア内で守備側の選手が「直接フリーキック」に該当する危険な反則(ボール以外へのスライディングタックルや、殴る、蹴る、押す、引っ張るなど)を犯した場合、「フリーキック」の一種である「ペナルティキック(PK)」が相手チームに与えられます。
ゴールラインまで12ヤード(約10.97m)の位置にあるペナルティーマークからGKと1対1の状態で蹴ることが出来る「ペナルティキック」はプロ選手の場合で成功率8割と、非常に高い確率で得点できるため、守備側の選手はペナルティエリア内での反則に、細心の注意を払ってプレーしますし、攻撃側の選手はペナルティエリア内でシュートチャンスがなければ、あえて倒されるよう試みることがあります。
もちろん、「ペナルティキック」は「直接フリーキック」の一種ですから、蹴った後に別の選手に触れてゴールした場合も認められます。
ちなみに勝敗を必ずつけなければいけないトーナメント戦などで、試合時間内に決着がつかなかったときに行われるPK戦は、「ペナルティキック」と同じペナルティマークから蹴るというだけで、ゴールポストやGKがはじいたボールを再度蹴ることはできないため厳密には「ペナルティキック」に該当しません。
■ Wikipedia フリーキック (サッカー)
■ Wikipedia ペナルティーキック
■ Wikipedia サッカーのフィールド
サッカーの試合中に反則があった場合、相手チームの「フリーキック」で試合再開、その中でもペナルティエリア内で守備側の反則があった場合「ペナルティキック」が攻撃側に与えられる
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サッカーの「フリーキック」と「ペナルティキック」の違いは?