日本においてマンションやアパート、戸建ての住宅の間取りなどで使われる「DK」や「LDK」などの表記に明確な基準はなく、地域や不動産会社によって違いはあるものの、概ね以下のように区分されることがほとんどです。
「1R」の「R」は「ルーム “Room” 」の略で、「ワンルーム」と読みます。
「1R」の間取りでは、キッチンがない、またはキッチンがある場合でも間仕切りはなく、1つの居室の一角がキッチンスペースになっています。
「1K」の「K」は「キッチン “Kitchen” 」の略で、「台所」を意味します。
「1K」の間取りは、1つの居室+独立した台所になります。
一般的に「1K」の「K」は4.5帖以下の台所になります。
「1DK」の「DK」は「ダイニングキッチン “Dining Kitchen” 」の略で、「ダイニング」とは「食堂」を意味します。
「1DK」の間取りは、1つの居室+食卓を置いて食事ができる程度のスペースがある食堂兼台所になります。
一般的に「1DK」の「DK」は、4.5~8帖の食堂兼台所になります。
「1LDK」の「LDK」は「リビングダイニングキッチン “Living Dining Kitchen” 」の略で、「リビング」とは「居間」を意味します。
「1LDK」の間取りは、1つの居室+食堂兼台所にくつろぐことができるスペースの居間を複合した部屋になります。
一般的に「1LDK」の「LDK」は、8帖以上の食堂兼台所兼居間になります。
「1SLDK」の「S」は「サービスルーム “ServiceRoom” 」の略で、採光や通風などの点で建築基準法の基準を充たしていないため、居室扱いできない部屋のことで、納戸などがこれにあたります。
「1SLDK」の間取りは、1つの居室+1つのサービスルーム+食堂兼台所にくつろぐことができるスペースの居間を複合した部屋になります。
なお、一番最初につく数字は、「居室」の数を表しています。
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