「キヌア」、「アマランサス」は、いずれも南米の古代インカ文明において種子が主要な食物とされていた植物で、近年の健康食・美容食ブームにおいて栄養豊富なスーパーフードのひとつとして再び注目が高まっている擬似穀類です。
「キヌア」とは、エクアドル、ボリビア、コロンビアなどが原産地とされているヒユ科アカザ属の一年草で、種子を食用とする雑穀です。
タンパク質や食物繊維、葉酸、ビタミンB1、ビタミンB2などを豊富に含み、健康食として注目されるほか、白米や玄米と比較して炭水化物量が少なく、GI値(炭水化物が体内で糖に変わり血糖値が上昇する速度)も低いことなどからダイエット食品としても人気が高まっています。
「アマランサス」とは、メキシコ、グアテマラ、ペルーなどが原産地とされているヒユ科ヒユ属の一年草で、種子を食用とする雑穀です。
カルシウムやマグネシウム、鉄分、ビタミンB6などを豊富に含み、「キヌア」同様に低炭水化物量、低GI値のダイエット食品としても人気が高まっています。
■ Wikipedia キヌア
■ Wikipedia アマランサス
「キヌア」…ヒユ科アカザ属の一年草で種子を食用とする雑穀
「アマランサス」…ヒユ科ヒユ属の一年草で種子を食用とする雑穀
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「キヌア」と「アマランサス」の違いは?