いずれも19世紀に生まれたフランスの画家である「マネ」と「モネ」ですが、「マネ」が1832年生まれ、「モネ」が1840年生まれと「マネ」が8歳年上になります。
「マネ」は1860年代後半のパリで、後に印象派となる画家グループの中心的存在でしたが、実は印象派展には一度も参加していないことが近年の研究でわかっています。
古典絵画を尊敬し、伝統を踏襲しつつも、西洋近代絵画史の冒頭を飾る画家の一人といわれています。
「マネ」と「モネ」、2人の出会いは1866年、「モネ」が出品した作品が「マネ」の作品と間違えられたのがきっかけといわれています。
「マネ」は「モネ」の水の描写する卓越した能力を見抜き、「水のラファエロ」と讃えています。
「モネ」は典型的な印象派を代表する画家で、時間、季節とともに移りゆく光と色彩の変化を追求し続けた「光の画家」ともいわれる画家です。
エドゥアール・マネ(Édouard Manet)の代表作のひとつとされている 草上の昼食
1862年から1863年に描かれた、屋外にいる正装の男性と裸体の女性を描いたことから、当時、激しいスキャンダルを巻き起こし、後の西洋絵画史に多大な影響を及ぼした作品です。
クロード・モネ(Claude Monet)の代表作のひとつとされている 印象・日の出
ルアーブルの港の風景を描いた1873年の作品で、印象派の名前の由来にもなっています。
■ Wikipedia エドゥアール・マネ
■ Wikipedia クロード・モネ
「マネ」は西洋近代絵画史の冒頭を飾る19世紀のフランスの画家、「モネ」は印象派を代表する19世紀~20世紀のフランスの画家
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