24金18金は、いずれも貴金属である「」の純度を24分率(24分のいくつか)で表した表記です。
 
24金

「24金」とは、24/24(24分の24)、すなわち純度100%の「純金」を表す表記で「にゅじゅうよんきん」と読みます。
「K24」と表記されることも多いですが、「K24」の「K」は「金」をローマ字表記した「Kin」の略ではなく、金の純度を表す英単語「カラット(Karat)」の略になります。
「24K」や「24kt」、イギリス英語の「キャラット(carat)」に由来する「24ct」などの表記が用いられることもあります。
日本では装飾品においては99.9%以上、仏壇に用いる金箔は94.43%以上、インゴット(金地金)の取引では、99.99%から99.90%のものが「純金」として扱われます。
「24金」は、おもにインゴットやコインなど資産価値を目的とした製品に用いられることが多いです。
インゴットの表記では、プラチナシルバーで標準的な千分率(‰・パーミル)を用いて「999.9」と刻印されたものがほとんどです。

18金

「18金」とは、18/24(24分の18)、すなわち純度75%の金を表す表記で「じゅうはちきん」と読みます。
「K18」や「18K」、「18kt」、「18ct」などの表記が用いられることもあります。
金をアクセサリーなどに用いる場合、純金は高度が低いためなどほかの金属を添加した合金を用いることが多く、金が持つ美しい輝きと耐久力のバランスの取れた「18金」が用いられることが多いです。

アクセサリーなどでは純度91.6%の「22金」や純度58.5%の「14金」、純度41.6%の「10金」なども用いられます。


■ Wikipedia 金

「24金」…金の純度100%の純金
「18金」…金の純度75%の合金

「24金」と「18金」の違いは?
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