「発送」、「配達」、「配送」は、いずれも郵便物や小包などの荷物や商品をある地点から別の地点へ輸送する時に用いられる言葉で、似た意味で使われますが厳密には以下のような違いがあります。
「発送」とは、荷物、商品などを送り出すことです。
「配達」とは、荷物、商品などが目的地に到達したことです。
「配送」とは、「発送」から「配達」までの全工程です。
多くの運送会社では、荷物を送り届けるまでに中継点があり、送り主から「発送」された荷物が直接目的地に「配達」されるのではなく、一度中継点に集荷され、届け先付近の中継点に輸送されてから、目的地に「配達」されることがほとんどです。
このため、中継点から中継点への輸送を「配送」と呼ぶことがあります。
また、商社、卸売会社から小売会社などへ納品される商品などの輸送にも、商品の最終的な目的地ではないことから「配達」ではなく、「配送」が使用されることがあります。
一方で、新聞やピザなど、最終的な目的地へ直接届けられるものに関しては「配送」より「配達」が用いられることが多いです。
■ コトバンク 発送
■ コトバンク 配達
■ コトバンク 配送
「発送」…荷物、商品などを送り出すこと
「配達」…荷物、商品などが目的地に到達したこと
「配送」…発送から配達までの全工程
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「発送」と「配達」「配送」の違いは?