「サクマ式ドロップス」とは、佐久間製菓株式会社から発売されているハードキャンディの商品名で、登録商標です。
原材料は砂糖、水飴、果汁、カカオマス、酸味料、香料、着色料などで、風味はイチゴ、レモン、オレンジ、パイナップル、リンゴ、ハッカ、ブドウ、チョコの8種類です。
缶入り商品の缶は赤色をベースにデザインされています。
「サクマドロップス」とは、サクマ製菓株式会社から発売されているハードキャンディの商品名です。
原材料は砂糖、水飴、濃縮果汁、酸味料、香料、着色料などで、風味はイチゴ、レモン、オレンジ、パイナップル、リンゴ、ハッカ、メロン、スモモの8種類です。
缶入り商品の缶は緑色をベースにデザインされています。
「サクマ式ドロップス」は、1908年創業の佐久間惣次郎商店が発売を開始しました。
佐久間惣次郎商店は1920年に法人化し、佐久間製菓株式會社となり同商品の販売を続けますが、創業者の佐久間惣次郎氏が逝去後に経営難に陥ります。
1937年、山田弘隆氏が佐久間製菓株式會社の社長に就任するものの、第二次世界大戦の太平洋戦争が激化し砂糖の供給が停止、廃業へ追い込まれます。
終戦後の1948年、同社の筆頭社員の横倉信之助氏が佐久間製菓株式会社を創業、「サクマ式ドロップス」の販売を再開します。
同年、佐久間製菓株式會社廃業時の社長、山田弘隆氏の三男の山田隆重氏も同様の商品の製造を開始、翌1949年に事業を法人化し、サクマ製菓株式会社を創業します。
佐久間製菓株式会社とサクマ製菓株式会社の両社は「サクマ式ドロップス」の商標をめぐって法廷で争いましたが、「サクマ式ドロップス」の商標は佐久間製菓株式会社に認められ、サクマ製菓株式会社の製品は「サクマドロップス」という商品名になりました。
なお、佐久間製菓株式会社の主力商品は現在も「サクマ式ドロップス」ですが、サクマ製菓株式会社はイチゴ果汁入りのキャンディ「いちごみるく」が主力商品となっています。
■ Wikipedia サクマ式ドロップス
■ Wikipedia 佐久間製菓
■ Wikipedia サクマ製菓
■ 佐久間製菓株式会社公式 サクマ式ドロップスの歴史
■ サクマ製菓株式会社 商品情報 缶入りドロップス
■ サクマ製菓株式会社 商品情報 いちごみるく