「マフィン」とは、薄力粉にベーキングパウダー、バター、砂糖、卵、牛乳などを加え、紙製の容器に入れてオーブンで焼いたアメリカ発祥のカップケーキ型の焼き菓子です。
プレーンなもの以外にチョコレートチップやアーモンドなどのナッツ類、ブルーベリーやバナナなどの果物、ホウレンソウやカボチャといった野菜まで、様々な具材を用いた「マフィン」があります。
「イングリッシュマフィン」と呼ばれるイギリスやオーストラリア、北アメリカの朝食で食されることの多いパンの一種と混同されることもありますが、「イングリッシュマフィン」は、強力粉にイースト菌、バター、塩、牛乳などを加えて作った生地の表面に、コーングリッツやコーンミールをまぶし、セルクル型に入れて丸く平らな形状に焼き上げたもので、イギリスにおいても単に「マフィン」といった場合、カップケーキ型の焼き菓子を指すことが多いです。
「スコーン」とは、薄力粉にベーキングパウダー、バター、牛乳などを加えて作った生地を型で丸形や三角形にくり抜いてオーブンで焼いたスコットランド発祥のパンの一種です。
プレーンなもの以外にレーズンやデーツなどのドライフルーツ、チョコレートチップやアーモンドなどのナッツ類など、様々な具材を用いた「スコーン」があります。
イギリスのアフタヌーンティーでは欠かすことのできないパンで、クロテッドクリームやジャムをつけて紅茶とともに食されます。
プレーンな「スコーン」は、アメリカでは「ビスケット」と呼ばれることもあります。
■ Wikipedia マフィン
■ Wikipedia スコーン
「マフィン」…アメリカ発祥のカップケーキ型の焼き菓子
「スコーン」…スコットランド発祥のパンの一種
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「マフィン」と「スコーン」の違いは?