HIVとは “Human Immunodeficiency Virus” の頭文字をとった略で、日本語では「ヒト免疫不全ウイルス」というウイルスの名前です。

エイズ(AIDS)」とは “Acquired Immune Deficiency Syndrome” の頭文字をとった略で、日本語では「後天性免疫不全症候群」という病気の名前です。

「HIV」が免疫細胞感染して免疫細胞を破壊し、後天的に病気等に対する抵抗力がうまく機能しなくなる感染症「エイズ」です。
「エイズ」発症すると、体の免疫力が低下し、健康な状態ではかかりにくい病気や、かかっても大事に至らない病気でも、身体的に大きなダメージを受け、に至ることもあります。

「HIV」は通常の環境では非常に弱いウイルスで、普通の社会生活をしている分には感染者と暮らしたとしても感染する可能性は低いです。
一般に感染源となりうるだけのウイルスの濃度をもっている体液血液・精液・膣分泌液・母乳などが挙げられ、性行為や医療事故、母子感染などが主な感染経路とされています。
現在の医学では、完治する方法はありませんが、「HIV」に感染しても、抗HIVなどの適切な処置を受ければ、生涯「エイズ」を発症しない場合や、発症を遅らせることができる可能性も高くなってきています。


■ Wikipedia ヒト免疫不全ウイルス
■ Wikipedia 後天性免疫不全症候群

「HIV」…ヒト免疫不全ウイルスというウイルス
「エイズ」…後天性免疫不全症候群という病名

「HIV」と「エイズ」の違いは?
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