「ペガサス」、「ユニコーン」はいずれも馬に似た空想上の生物として知られています。
「ペガサス」とは、ギリシャ神話に登場する伝説の生物で、羽根の生えた馬に似た幻獣です。
神話では、英雄ペルセウスが怪物メドゥーサを倒した際、メドゥーサの首を斬り落とし、メドゥーサの飛び散った血から誕生したとされています。
「ペガサス」は、物語の中で星座になり、ゼウスの雷と雷光を世界各地に運ぶ役割を与えられます。
日本では「天馬」と訳され、カタカナでは「ペガサス」は、「ペーガソス」や「ペガスス」と表記されることもあります。
「ペガサス」は、「霊感」や「不死」の象徴とされており、紋章学上では「教養」や「名声」の象徴となっています。
「ユニコーン」とは、古典文学や旧約聖書に登場する伝説の生物で、額の中央に一本の角が生えた馬に似た幻獣です。
多くの物語で、「ユニコーン」はライオンの尾と牡ヤギの顎鬚を持った、獰猛で、無敵の生物として描かれていますが、処女の前では獰猛さを忘れ、懐に抱かれると眠ってしまうとされています。
また、「ユニコーン」の角には水を浄化する力や、解毒作用があるともいわれています。
日本では「一角獣」と訳されることもあります。
「ユニコーン」は、スコットランド王家の象徴にもなっており、イギリスの正式な国章にも「ユニコーン」が描かれています。
■ Wikipedia ペーガソス
■ Wikipedia ユニコーン
「ペガサス」…ギリシア神話に登場する、羽根の生えた馬に似た伝説の生物
「ユニコーン」…古典文学や旧約聖書に登場する、一本の角が生えた馬に似た伝説の生物
こちらの[違いは?]もどうぞ
「ペガサス」と「ユニコーン」の違いは?