「みつばちマーヤ」とは、ドイツの作家ワルデマル・ボンゼルス氏が1912年に発表した児童文学作品、および同作を原作としたテレビアニメ・映画です。
アニメ第1シリーズは、1975年4月~1976年4月の期間日本で制作・放映されたもので、正式なタイトルは「みつばちマーヤの冒険」です。
この第1シリーズは44カ国語に吹き替えられ、日本以外でも多数の国で放映されました。
1982年10月~1983年9月には同じく日本で第2シリーズ「新みつばちマーヤの冒険」が制作・放映されます。
2012年にベルギーのスタジオでCGアニメーション版が制作・放映され、これを元に2015年にフルCGの長編映画が制作され、日本でも2016年に公開されます。
主人公はメスのミツバチ「マーヤ」で、オスのミツバチで親友の「ウイリー」とともに、外の世界への憧れと好奇心から城(巣)を抜け出し冒険の旅に出ます。
その旅の道中で様々な昆虫たちとの絆や友情を深め、仲間の昆虫たちと協力して、敵の昆虫を倒し、少しずつ成長していくマーヤの姿を描いたストーリーです。
「みなしごハッチ」とは、1970年4月~1971年12月の期間放映された日本のテレビアニメ・映画で、第1シリーズの正式なタイトルは「昆虫物語 みなしごハッチ」です。
1974年4月~1974年9月には第2シリーズ「昆虫物語 新みなしごハッチ 」が、1989年7月~1990年8月には第1シリーズのリメイク版が制作・放映されます。
2010年にはリメイク版を元に、劇場版の長編映画が制作され、公開されています。
主人公はオスのミツバチ「ハッチ」で、卵の頃にスズメバチに襲われ、母親と離れ離れになってしまいます。
シマコハナバチのおばさんに拾われ育てられていたハッチが、本当の母親を探す旅に出て、その旅の道中で出会う昆虫たちとの絆や友情、弱肉強食の生物の世界の残酷さや、大自然の厳しさなどを通し、少しずつ成長していく姿を描いたストーリーです。
■ Wikipedia みつばちマーヤの冒険
■ Wikipedia 昆虫物語 みなしごハッチ