月は、地球の唯一の自然衛星で、自転しながら地球の周りをおよそ28日に1周のサイクルで公転しています。
地球は、太陽系に属する惑星で、自転しながら太陽の周りをおよそ1年に1周のサイクルで公転しています。
「満月」とは、太陽と月の間に地球が入る形でほぼ一直線に並んだ時に起きる現象で、地球上で夜になっている地域から月が真円に近い状態で観測できます。
この現象や時刻のことを「望(ぼう)」ともいいます。
「新月」とは、太陽と地球の間に月が入る形でほぼ一直線に並ぶことで、地球上で昼間になっている地域で月が頭上にあるため観測することは難しいです。
この現象や時刻のことを「朔(さく)」ともいいます。
月の公転軌道は楕円のため、地球と月の距離は変化していますが、地球に最も近づいた状態で「満月」や「新月」を迎えることを「スーパームーン」と呼びます。
なお「新月」を「真月」と書き、真円の月という意味でとらえられ「満月」と混同されることもありますが、「真月」という用語はなく、誤用といえます。
「満月」…太陽と月の間に地球が入る形でほぼ一直線に並んだ時に起きる現象
「新月」…太陽と地球の間に月が入る形でほぼ一直線に並ぶこと
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「満月」と「新月」の違いは?