日本では、法律や予算などの重要な事柄を決める国会は二院制という制度をとっています。
これは衆議院で決まったことを、再度参議院で慎重に審議して決定するためです。

衆議院議場

「衆議院」「参議院」には違いがいくつかあります。
「衆議院」が定員480人に対し「参議院」は242人です。
「衆議院」が任期4年に対し「参議院」は6年で、3年ごとに半数が改選されます。
「衆議院」は25歳以上で立候補できますが「参議院」は30歳以上しか立候補できません。
内閣総理大臣は「衆議院」の指名で決定するため、通常は衆議院議員から選出されます。(法律上は参議院議員でもなれます。)
また、「衆議院」にのみ解散という制度があり、内閣総理大臣が解散を決めたり、内閣不信任決議が可決された場合など解散になります。

ちなみに海外で二院制を採用している国では「上院」「下院」と呼ばれることが多いですが、「参議院」が「上院」、「衆議院」が「下院」に当たります。


■ Wikipedia 衆議院
■ Wikipedia 参議院

日本の法律を決める国会は「衆議院」で決まったことを、再度「参議院」で審議して決める二院制
「衆議院」は任期4年で解散があり480人、「参議院」は任期6年で242人

「衆議院」と「参議院」の違いは?
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