「交番」は、日本の警察が1874年頃から市街地の各所に設置している警察官の詰め所のことで、交代で番をすることから「交番所」という名称でした。
1881年に「交番所」から「派出所」に改称され、正式名称が「派出所」で「交番」は俗称になりましたが、1994年の警察法改正で、「派出所」から親しみやすい「交番」へと再度正式名称を変更しました。
つまり「交番所」「派出所」「交番」は時代による正式名称の違いだけで、同じ施設を指しています。
「駐在所」は広義では消防も含んだ施設になりますが、警察に限っての「駐在所」は「交番」のように交代勤務ではなく、警察官が1名常駐し、住居と兼用になっている施設を指します。
主に山間部や離島などの過疎地域に設置されており、役割は「交番」と同等です。
■ Wikipedia 交番
■ Wikipedia 派出所
■ Wikipedia 駐在所
「交番」「派出所」はいずれも警察官の詰め所で、現在は「交番」が正式名称
「駐在所」は過疎地域などに多い、警察官が常駐している住居兼用の施設
こちらの[違いは?]もどうぞ
「交番」と「派出所」と「駐在所」の違いは?