「SS」とは、要人の警備、護衛を務める機関「シークレットサービス(Secret service)」の略号です。
特にアメリカ合衆国の政府機関である「アメリカ合衆国シークレットサービス(USSS)」が有名で、アメリカ合衆国大統領やその家族をはじめ、元大統領やその家族、世界各国から訪米する元首や要人、国外で特別任務を行う合衆国代表者といった人物の警護を主な任務としています。
一方「SP」とは、アメリカの「SS」を参考に創設された、日本独自の要人の警備、護衛を務める機関「セキュリティポリス(Security Police)」の略号です。
警視庁警備部警護課に所属する、要人警護任務に専従する警察官を指すことが一般的で、内閣総理大臣、衆議院・参議院議長、国会に議席を有する各政党の代表者や、世界各国から来日する元首や要人の警護を主な任務としています。
大統領の家族も警護対象に入る「SS」と違い、「SP」は内閣総理大臣の警護はしてもその家族は警護対象に入っていません。
■ Wikipedia シークレットサービス
■ Wikipedia セキュリティポリス
「SS」…要人の警備、護衛を務める機関「シークレットサービス」の略号
「SP」…日本独自の要人の警備、護衛を務める機関「セキュリティポリス」の略号
こちらの[違いは?]もどうぞ
「SS」と「SP」の違いは?