「ボーナス」は「賞与」ともいい、雇用主から労働者に対して定期的に支払われる「給与」とは別に支払われる特別な報酬のことです。
日本では、夏と冬の年2回支給される場合が多く、企業や従業員の実績が算定の基準になることが多いといえます。
一方「寸志」とは、自分の志(こころざし)をへりくだっていう語で、「少しばかりの志」「心ばかりの贈り物」といった意味です。
「ボーナス」の支給が難しい場合に「寸志」として少額の特別な給料が支払われる場合や、「ボーナス」の規定がないパートやアルバイトの労働者に対して「ボーナス」のかわりに支払われる場合があります。
また「寸志」は、目上の人間からの志全般を指す言葉で、歓送迎会や親睦会、旅行など、特別給与の意味合い以外でも様々なシーンで使用されます。
こういった場合においても前述の通り、「寸志」は差し出す側から見てへりくだった言葉になるため、受け取った側が使用することは失礼にあたります。
受け取った側は、相手の厚意を敬う「御志(おこころざし)」という語を使うのがマナーといえます。
「ボーナス」定期的に支払われる給与とは別に支払われる特別な報酬
「寸志」自分の志(こころざし)をへりくだっていう語
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「ボーナス」と「寸志」の違いは?