脊椎動物、特にヒトや哺乳類の骨格のみが残存している状態や、骨格死体のことを「骸骨(がいこつ)」と呼びます。
「骸骨」は死神や、妖怪などの恐怖のモチーフにされるだけでなく、漫画やアニメではユーモラスなキャラクターとして描かれることもあります。
「骸骨」の中でも人の頭部の骨、つまり頭蓋骨を「髑髏(どくろ)」と呼びます。
「髑髏」は交差する2本の骨と組み合わせて、海賊旗や、毒、危険物を表すモチーフにされることが多くあります。
また、「髑髏」は「どくろ」以外にも「しゃれこうべ」や「されこうべ」とも読みますが、これは「さらされこうべ」と読む「晒され頭」「曝され頭」からの変化で、長期間風雨にさらされた頭という意味です。
尚、英語では「骸骨」や「骨格」のことを「スケルトン(Skeleton)」といい、「髑髏」は「スカル(Skull)」といいますが、これらの単語も日本で浸透しているといえるでしょう。
■ Wikipedia 骸骨
■ Wikipedia 髑髏
■ Wikipedia 骨格
■ Wikipedia 頭蓋骨
「骸骨」は主にヒト、哺乳類の骨格全体
「髑髏」は主にヒト、哺乳類の頭蓋骨
こちらの[違いは?]もどうぞ
「骸骨(がいこつ)」と「髑髏(どくろ)」の違いは?