「TOEFL」と「TOEIC」は、いずれもアメリカ合衆国のNPOであるEducational Testing Service(ETS)が主催する民間資格です。
「TOEFL」はTest of English as a Foreign Languageの略で、「外国語としての英語能力判定テスト」といえます。
1964年にはじまった「TOEFL」は、英語圏の大学へ留学・研究を希望する者を主な対象とした英語能力を測定するテストであり、英語圏の高等教育機関が入学希望者の英語力を判定する際に用いられています。
「TOEFL」は、多くの専門単語を含む実践的なアカデミック英語に主眼を置いています。
試験時間は約4時間で、試験に合否はなく120点満点のスコア認定で評価されます。
「TOEIC」はTest of English for International Communicationの略で、「国際コミュニケーション英語能力テスト」の通称です。
1979年、日本経済団体連合会と通商産業省の要請に応えて誕生した「TOEIC」は、英語を母国語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。
「TOEIC」は、主にビジネス英会話や日常会話に主眼を置いています。
試験時間は約2時間で、試験に合否はなく990点満点のスコア認定で評価されます。
■ Wikipedia TOEFL
■ Wikipedia 国際コミュニケーション英語能力テスト
「TOEFL」多くの専門単語を含む実践的なアカデミック英語
「TOEIC」ビジネス英会話や日常会話
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