雪道や凍った道路の上を安全に運転するために必要な「スタッドレスタイヤ」ですが、「ノーマルタイヤ」とはどのような違いがあるのでしょうか。
「ノーマルタイヤ」は、「スタッドレスタイヤ」以外のタイヤのことをいいます。
「夏タイヤ」とも呼ばれ、「スタッドレスタイヤ」に比べて、溝が浅いのが特徴で、熱にも強いです。
「スタッドレスタイヤ」に比べて溝は浅いですが、次第に溝がすり減っていきますので定期的にタイヤチェックなどを行うことが大切です。
「スタッドレスタイヤ」は、雪上や氷上を走るために作られたタイヤのことです。
雪上や氷上など、タイヤとの摩擦が少ない路面では、ブレーキをかけてもタイヤが滑って空回りしてしまうだけです。
ブレーキがしっかり効かないため、信号等で安全に停止することが困難になり交通事故を起こしやすくなります。
「スタッドレスタイヤ」は駆動力を保つために、タイヤに深い溝があり、この溝が雪をしっかりと捉えることでタイヤが空回るのを防ぎます。
また、「スタッドレスタイヤ」のゴムは低温域でもしなやかさを保つことができる性質を持っているので、マイナス20℃という低温でも硬くなりにくいのです。
反対に、ゴムがやわらかい分高温には弱いので、雪の季節が過ぎたらすぐに「ノーマルタイヤ」に交換する必要があります。
■ Wikipedia タイヤ
■ Wikipedia スタッドレスタイヤ
■ Wikipedia スノータイヤ
「ノーマルタイヤ」は、「夏タイヤ」ともいわれ、「スタッドレスタイヤ」以外のタイヤのこと
「スタッドレスタイヤ」は、雪上や氷上を走るために作られたタイヤ
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「ノーマルタイヤ」と「スタッドレスタイヤ」の違いは?