アルジェリアは、アフリカ北部の共和制国家で、正式な日本語表記は「アルジェリア民主人民共和国」、首都はアルジェで、アフリカ大陸で最大の土を持つ国です。
原油生産量世界18位、天然ガス生産量世界9位の資源国で、公用語はアラビア語で、アラブ連盟加盟国です。

ナイジェリアは、アフリカ西部の連邦共和制国家で、正式な日本語表記は「ナイジェリア連邦共和国」、連邦首都地区の首都アブジャと36の州によって構成される連邦国家で、アフリカ最大の人口を擁する国です。
原油生産量世界12位、天然ガス生産量世界23位の資源国で、公用語は英語で、イギリス連邦加盟国です。

国名の由来については諸説ありますが、「アルジェリア」
」という意味の「Jazair」に、英語の「The」に近い定冠詞の「Al」をつけた「Al-Jazair」が転訛した首都名「Alger(アルジェ)」に地名語尾の「~ia」をつけて作られ、「ナイジェリア」は、国内を流れる「Niger(ニジェール川)」に地名語尾の「~ia」をつけたとされる説が一般的です。
ニジェール川
また、「アルジェリア」の南東側、「ナイジェリア」の北側とそれぞれ国境を接する位置にある「ニジェール」(正式な日本語表記はニジェール共和国)は、「ナイジェリア」と同じく国内を流れるニジェール川からその国名がとられています。
これは、元々同じ地域であった「ナイジェリア」と「ニジェール」を、イギリスとフランスが分割して植民地としていたためで、「黒」という意味の「Niger」をそれぞれ英語読みして「ナイジェル」、フランス語読みして「ニジェール」となったことに由来します。

余談ですが、日本で活躍するタレント格闘家ボビー・オロゴンさんは、「ナイジェリア」出身です。


■ Wikipedia アルジェリア
■ Wikipedia ナイジェリア

アフリカ北部に位置する「アルジェリア」はアフリカ最大の国土を持つ国
アフリカ西部に位置する「ナイジェリア」はアフリカ最大の人口を擁する国

「アルジェリア」と「ナイジェリア」の違いは?
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