「ところてん」とは、紅藻類テングサ科の海藻テングサ(天草)を火にかけて濾した煮汁を冷まし固めた食品で、漢字では「心太」と書きます。
「天突き(てんつき)」と呼ばれる専用の箱型の器具に入れて押し出しながら麺状に切ったものが一般的で、二杯酢や三杯酢をかけておかずとして食されるほか、黒蜜をかけて和菓子として食されることもあります。
一方「寒天」とは、テングサや紅藻類オゴノリ科の海藻オゴノリ(海髪)を火にかけて濾した煮汁を冷まし固めて屋外で凍結乾燥させた食品で、「かんてん」と読みます。
形状により「棒寒天」、「糸寒天」、「粉寒天」などがあり、水ようかんや杏仁豆腐、煮こごりなど食品を固めるためのゲル化剤として用いられるほか、「寒天」を主原料とした和菓子全般を指して「寒天」と呼ぶこともあります
■ Wikipedia ところてん
■ Wikipedia 寒天
「ところてん」…テングサを火にかけて濾した煮汁を冷まし固めた食品
「寒天」…テングサやオゴノリを火にかけて濾した煮汁を冷まし固めて屋外で凍結乾燥させた食品
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「ところてん」と「寒天」の違いは?