ローンの返済方法は、ほとんどの場合「元利均等返済」「元金均等返済」のいずれかになります。
「元利均等返済」は「元金+利息」を均等にする返済方法です。
元金と利息を合わせた月々の返済額を一定にするため、返済金額に占める元金と利息の割合が変化します。
返済当初は利息が大部分を占め元金部分の減り方が遅く、返済がすすむと元金部分の割合が増していきます。
「元金均等返済」は「元金」を均等にする返済方法です。
元金部分を返済期間で均等に割り、元金部分の残高に応じた利息部分を加えて支払います。
返済当初が最も返済額が多く、返済がすすむと返済額も徐々に減っていきます。
「元利均等返済」は、月々の返済額が固定されるため、家計の管理等がわかりやすいといったメリットがある反面、総返済額は「元金均等返済」より多くなるというデメリットがあります。
一方、「元金均等返済」は、初期の返済額が多くなるため、年収によっては借入が難しい場合もあります。
■ Wikipedia 元利均等返済
■ Wikipedia 元金均等返済
「元利均等返済」元金+利息を均等にする返済方法、月々の支払いが固定、総返済額は多い
「元金均等返済」元金を均等にする返済方法、月々の支払いは最初多く、支払いがすすむと減る
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「元利均等返済」と「元金均等返済」の違いは?